歌詞
どんなに願ったって彼の才能は彼のもので
どんなに真似をしても彼にはなれない
どんなに走ったって 跳び箱のように飛び上がれなくて
サイダーの泡のようにはじけていく
こんなに好きなのに否定することでしか
彼を描くこともできなかった
否定すればするほど 彼のあの才能を
認めて愛してしまう
離れる背中を追っては 解けていくことを拒んだ
結べなくなるほど切れた紐も 大切に抱え込んだ
そんなに好きなものを否定することでしか
わたしを守ることもできなかった
否定すればするほど 他人に嫉妬して
わたしを殺してしまう
どんなに取り繕うても最後は剥がれるくらいなら
ありのままのわたしでいよう